【親父の話】
こんにちは。カヨウ宗一郎です。
昨日 沖縄県今帰仁村の古宇利島で泳いできて、今年1番の笑顔が出ました。笑
日焼けが凄いです。
初投稿はたくさんの皆様に読んで頂けて嬉しいです。今日もありがとうございます。
今日は俺と親父の話をさせてください。
この前 2人でゴルフに行った時のやーつ
僕が大学付近に1人暮らしをしていることと、親父が仕事で県外にいることが多いので、最近はなかなかこうやって2人でゆっくりと過ごす時間がなかった。
父「そーいちろー」
そ「なに??」
父「お父さんまだま頑張ろうな~」
そ「なんね、いきなり?笑」
父「お前が俺の息子だからさ。だから俺は頑張れる」
そ「意味わかんない。笑」
小学校4年生にあがる前までの親父の印象はいい匂いのする怖い顔のおじさんって感じでした。
建設会社の代表をしているのですが、仕事ばっかりしていて、悪い事をした時に出てきて僕をボコボコに殴る人って感じ。
まともにしゃべったことはなかった気がします。
その親父と近づくきっかけになったのが
僕が小学校4年生にあがる前 親父に「野球がしたい」と言った時でした。
「おぉ~、そうかそうか!」って親父の人生最大の笑顔はこの時に見た気がします。笑
その日のうちにホームセンターでグローブを買って、始めてのキャッチボール。
親父に始めて投げたボールで事務所の水槽を割ったところから2人の野球はスタートしました。
当時の僕は(今もそうだけど)太っていて
1/50スケールのカビゴンみたいな感じ(いまだったらたくさんモンスターボール投げられそう)
親父に蹴られながら名護市の21世紀の森公園のグランドを毎日 走ったことを覚えています。
熱血的な指導で
気付いたら家にバッティングマシーンが登場したり、庭にマウンドが出現したり。ほんとに毎日小学校のころは厳しく野球を教えてもらいました。
その甲斐あって 小学校5年生から高校生までずっと野球部でエースをしてました(ありがとう、パパ。笑)
試合に勝ったらめっちゃ喜んでお母さんに内緒で焼肉に連れてってもらったり、負けたら口を聞いてくれなかったり、練習をさぼったらボコボコにされたり
そんなこんなで親父とは野球を通してたくさんの想い出があります。
その集大成である高校野球最後の大会。
僕は最後の試合を僕は親父に見せることが出来ませんでした。
父「2回戦は仕事でいけない、次は絶対応援行くから3回戦まで残れよー」
そ「甲子園行くから、3回戦も来なくていいよ~」
試合を1番楽しみにしていた親父に見せることが出来なくて、それを謝ることも出来なくて、何となく気まずくて、高校3年生の時は親父を少し避けていました。
卒業式の日 そんな親父から手紙をもらいました。
モチベーションが落ちた時に今でも読みます。
宗一郎へ
卒業おめでとう。高校生活は楽しかったか?よく頑張った。
これだけは覚えていてほしい。
お父さんはお前と同じくらいの時、ほんとに勉強が出来なかった。だから中学校卒業して、すぐに土方になった。バカだから土方しか出来なかった。
あれはバカだよー。できらんぬー(出来そこない)って親戚にもたくさん言われた。だから今まで自信もなかったし、人生で誇れることなんてなかったけど、お前がお父さんの息子であることがお父さんにとって自慢だし、自信だし、誇りだよ。
どこ行ってもお前の自慢話ばっかりしてる。(笑)
お前が野球を始める前まで、仕事しかしてなかった。会社を大きくして、家族に飯をくわせること。が男の役目であり、喜びだと思っていた。
でもお前が野球を始めてくれてから、子育ての楽しさ知った。親として子供の成長を隣で見ることの何にも変えられない幸せを知った。お前のお陰で野球部のお父さんお母さんにもたくさん友達が出来たて、今までよりも人生が本当に楽しくなった。
卒業してお前は琉球大学に行く。まさかお父さんの子供が琉大に行くなんて信じられない。俺のことをバカにしてた親戚は本当に驚くと思う。とっても気持ちいいな。(笑)
新しいたくさんのことを教えてくれてありがとう。俺が出来なかったことをたくさんしてくれてありがとう。
自慢の息子に負けないように、『あれが俺のお父さんだよ」って言ってもらえるようにカッコイイお父さんであり続ける。頑張るよーーー!
大学でもお前らしく色んなことを頑張りなさい。それがお父さんの幸せだよ。
卒業おめでとう。
この手紙があったからどんな時も頑張ることが出来たし、色んなことに挑戦することが出来ました。
どれだけ凄いと言われる方にお会いしても 最も尊敬できるのは親父なんです。
親父には感謝しかなくて、感謝を返したい。
僕が活発に動くことが親父の幸せであるならば、大学に入ったら本当に沢山のことに挑戦しよう!!そう思いました。
そして『あれが俺の息子だよ』って自慢の親父にいつまでも自慢され続ける息子でありたい。
これが僕のモチベーションであり、原点です。
その親父に自慢されたいという僕にとって大切な価値観は様々な経験によってもっともっと広がっています。
その話はまた今度。
2016年8月23日
嘉陽 宗一郎
カヨウ宗一郎『沖縄で1番有名な大学生』
1994年10月28日生まれ
沖縄県名護市出身
屋部小学校 屋部中学校 名護高校を卒業。
日中関係の悪化を目の当たりにし、交流を通した平和の実現を目指して琉球大学観光産業科学部観光科学科に入学。地域興し、国際協力、インターンシップ、イベント運営、就活支援、観光大使などを経験。現在 4年生(1年間休学をしていたので2018年3月に卒業予定)
学生団体:Movement 代表
(一社)沖縄大学コンソーシアム 沖縄学生会議 副代表
沖縄国際映画祭学生応援団連合会 会長
沖縄学生観光コンソーシアム 代表
名護観光大使 第6代目ガジュマル王子
好きな言葉
世の中で見たいと願う変化にあなた自身がなりなさい。
全ての原因、我にあり。
趣味
マリンスポーツ ゴルフ ドライブ カフェ巡り