【政治家が世の中に媚びないといけなくなってしまっている】
こんにちは。カヨウ宗一郎です。
台風の影響で 今週予定されていた富士登山がなくなって、今年1で落ち込んでいるカヨウ宗一郎です。笑
この時は本当に楽しみにしていたのにな。。。泣
前回もたくさんの皆さんに読んで頂き、ありがとうございます。
素敵な親父だと皆さんに言って頂き、嬉しいです。
さて、今日は
「政治家が世の中に媚びないといけなくなってしまっている」
というテーマで書きます。
政治の話ですが、政治だけでなく僕たちの普段の生活にも言えることなんだろうなと思います。
この話を今日 書きたくなったのは、多分昨日参加した学科の後輩の飲み会がとっても素晴らしいと思ったからだと思います。
1ヶ月くらい前の話です。
40代~50代の先輩から連絡があって
「4名で飲んでいるから来なさい!」
とのことだったので嬉しくて行ってきました。
先輩方の
政治・経済・社会・そして生き方に対する考え方は毎回 勉強になります。
しかしその日 ある先輩がこんなことを言いました。
「◯◯は政治家になって、調子にのって俺たち仲間の飲み会に来なくなった」
すると他の先輩も
「◯◯は政治家になってから地域のイベントにも来なくて仕事してないはずよ。」
話題になっている政治家の方は僕もお付き合いがあって
”政治活動報告会”や”自身の政治勉強会”、”議会活動”もかなり頑張っていてしっかりと結果も出している印象があります。
最初は冗談なのかと思って笑って聞いていたのですが、”仲間”とは思えないこの会話でずっと盛り上がっていました。
「俺たちを見捨てて、つぎ(の選挙)は考えないといけないな~」
そこで僕が
「政治家の仕事ってこの飲み会に来たり、地域のイベントに来ることなんですか? 付き合いは仕事ですよね。僕もそう思います。でも付き合いが仕事ではないですよね?」
と聞くと
盛り上がっていた空気が凍りついて
「何もわかってないくせに!」と死ぬほど怒られました。笑
もうめっちゃ怒られました。
僕はいま”付き合い”を否定しているではないんです。
付き合いから生まれるお仕事があることも理解していますし、実際に頂いています。そこでしか聞けない話、出来ない話があることも理解しているつもりです。
一人一人に会って丁寧にお話を聞く、いわゆるどぶ板の活動も政治家として必要だと思います。
しかしよくよく話を聞いても
「仲間が政治家になったことに対する妬み」
「仲間が飲み会に来なくなって寂しい」いわゆる かまちょ。なんです。
「政治家の仕事は、地域のたくさんある課題を吸い上げて、それを一つひとつ具体的に解決していくこと。現状、この地域にはたくさんの課題があるじゃないですか。ここに来ないでその課題に取り組んでいることを仲間として誇るべきだし、政治活動をしっかりとしているかどうかを監視する材料は飲み会に来るかどうか、地域のイベントに参加するかどうかだけではないと思います。
ここに来ているから仲間。来ていないから仲間ではないというのは、そんなのもはや仲間ではないと思います。」
と僕が言うと もう。笑
おとなしくその飲み会から帰りました。笑
例えば
基地反対の政治家の方
基地反対を公約に掲げた方の仕事は「基地反対」と言って基地の前で県民と座り込むことではないと思うんです。
基地に対して反対するために、表ではみえずらい交渉などで、県外、海外に移設、もしくはこの世界から基地をなくすために《政治家にしか出来ないこと》をしっかりとやっていくことだと思うんです。
でも、現状そうなっていない。
逆もそうですね。
問題提起としては
もちろん政治家にも問題がある。
しかし
「政治家が政治家になっても政治活動が出来ず、選挙活動をせざるをえない。それはしがらみでがんじがらめにしている私たちの民度」が問題ではないかということ。
ある地域の組長に近い人の話では
「Aさんは組長になってから、朝から地域のグランドゴルフ、公民館でのイベント、ビーチパーティーなどで挨拶をするために夜までスケジュールがパンパン。選挙で掲げた公約を実現するための行動も、政治家としての勉強もままなっていない。」
とのことでした。
その組長Aさんにもかなりの問題があると思うけど、そうさせてしまっている私たちにも問題があると思うんです。
そういったことを割り切って考えられるほど民度が高まっていないから、政治家の質も上がらないのではないか?ということです。
後輩の飲み会の話。
彼は1年間 沖縄を離れます。
1年間 自分のやりたいことをするために沖縄を離れます。
昨日はそんな彼の送別会でした。
みんなが彼のやりたいことを応援して、帰ってきたらまた話そう、飲もう。成長するまで帰ってくるな。って言っているんです。
どれだけ距離ができてもずっと繋がっていて、帰ってきて 大きく成長した彼を受け入れて、応援できるみんななんだろうなと感じました。
仲間ってそういうものだと思うんです。
一緒にいるために媚びたり、一緒にいてなれ合うためのものではないと思うんです。
お互いのやりたいこと、やっていることを応援する。
生き方を尊重する。
間違っていることはしっかりと指摘する。
高めあっていくことができる。
こういうものだと思うんです。
とってもいい仲間を作ること、作るために真摯に人と向き合うことは政治家だけでなく、誰しも必要なこと。
その前に
僕ら自身が ”誰かを応援できる素敵な仲間の1人” になること。
そうやって、足の引っ張りあいじゃなくで、お互いの高め合いが出来ればもっともっと素敵な世の中になると思うんです。
新しいことに挑戦してもがいている仲間に
「付き合い悪くなった」「俺たちを見捨てた」などと言って足を引っ張っていませんか?
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
2016年8月26日
嘉陽 宗一郎
カヨウ宗一郎『沖縄で1番有名な大学生』
1994年10月28日生まれ
沖縄県名護市出身
屋部小学校 屋部中学校 名護高校を卒業。
日中関係の悪化、報道と現地のギャップを目の当たりにして、交流を通した平和の実現を目指して琉球大学観光産業科学部観光科学科に入学。現在、4年生(昨年、休学していたので5年生で卒業)
学生団体 Movement 代表
(一社)沖縄大学コンソーシアム 沖縄学生会議 副代表
沖縄国際映画祭 学生応援団連合会 会長
名護観光大使 第6代目ガジュマル王子
沖縄テレビ(OTV) 098TV 制作スタッフ
G1カレッジ2016 沖縄県コミュニティーリーダー
株式会社パラドックス インターン
好きな言葉
世の中で見たいと願う変化にあなた自身がなりなさい。
全ての原因、我にあり。
趣味
マリンスポーツ ゴルフ(まだ下手) ドライブ カフェ巡り