【逆格差論】
仕事終わりに地元の名護に帰りながら見た光景。
世冨慶交差点から許田ICまで約7キロの渋滞。
この光景を見るたびに私は『豊さ』とは何かを考えてしまいます。
沖縄県内における南北の経済格差。
首都圏と地方の経済格差。
そういったことが叫ばれて久しいわけですが、土日や連休になると多くの観光客の方々が豊かな自然の中で安らぎや癒しを求め、この北部やんばる地域に足を運びます。
夕陽が綺麗でした◎
タイトルにある『逆格差論』は
1973年に策定された第1次名護市総合計画・基本構想の中にある骨太の「地域主義」を表す言葉で、当時内外の注目を集めました。
1970年代 経済発展を目指して派手な開発を進める中で発生した公害問題などに代表される地域の自然環境や生活環境が破壊されていた現状を批判し、目先の利益のみを優先するのではなく遠回りであっても持続可能な街づくりをするべきであるという内容のものです。
簡単に言うと
経済発展が『豊かさ』をはかる物差しではなく、綺麗な自然環境や住みやすさこそが『豊かさ』であるという主張です。
当時の主張を全て肯定するつもりはもちろんありませんが、これからの沖縄の観光を基軸とするまちづくりを考えるにあたって非常に重要な視点だと思います。
開発と環境保全は決して対極にあるものではないと思っています。
これはよく言われる例ですが、人は住と食にそれぞれお金をかけます。
しかしこれを「住と食の両立」という表現は使いません。それはどちらも必要なものだからです。
環境を守るために規制をかけながら開発する。
いまある自然を活かして、多くの人がより楽しめるコンテンツとして開発し、そこで稼いだお金でその自然を保全していく。そしてそこに住み暮らす人々の暮らしにしっかり還元していく。
そういった持続可能な仕組みづくりがやんばる世界自然遺産登録を前に非常に重要であると思うし、そんなことを考えると私の地元である北部やんばる地域は伸びしろしかなくて、これからの新しい『開発と保全』のロールモデルになり得る可能性にワクワクしちゃいます!
羽地内海 綺麗◎
GW10連休
私はほとんど仕事ですが皆さん楽しんでください〜!
2019年4月29日 嘉陽 宗一郎
カヨウ宗一郎 「青色が好きです。」
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Instagram soichi_kayo
1994年10月28日生まれ 沖縄県名護市出身
屋部小学校(2007年卒業)
屋部中学校(2010年卒業・62期)野球部副キャプテン
名護高校(2013年卒業・68期)生徒会長・野球部副キャプテン
琉球大学観光産業科学部(現:国際地域創造学部)観光科学科(2018年卒業)学科長・下地芳郎ゼミ所属(ゼミ長)
高校時代に日中関係の悪化に対するニュース報道と実際に現地に訪れてのギャップを目の当たりにし、交流を通した相互理解の促進、そして世界平和の実現を目指して琉球大学観光産業科学部観光科学科に入学。
在学中に東南アジアで国際協力や県外大手企業でのインターン、国会議員秘書などを経験。
沖縄県内の大学生約5%に当たる1000名を動員したMovementというトークイベントを2年連続で開催。全国47都道府県・世界30カ国周遊。2018年は名護市長選挙・沖縄県知事選挙において渡具知武豊候補(現名護市長)・佐喜真淳候補(前宜野湾市長)の選挙対策本部青年部長を歴代最年少で務めた。沖縄の若者オピニオンリーダーとしての立ち位置でテレビ、新聞、ラジオにも多数出演。
関心事は
政治、経済(特に観光系)、キャリア、恋話
白石グループ
株式会社カヌチャベイリゾート 社長秘書
株式会社ホット沖縄 スーパーバイザー
株式会社 KOUKEN 取締役
株式会社 X Health 取締役/CMO
(その他)
ピンクドット沖縄2018 実行委員
一般社団法人 名護青年会議所
沖縄国際映画祭 学生応援団連合会 初代会長
名護観光大使 第6代目 がじゅまる王子
好きな言葉
世の中で見たいと願う変化にあなた自身がなりなさい。
全ての原因、我にあり。
趣味
ゴルフ マリンスポーツ 旅行(全国47都道府県・世界30カ国周遊) カフェ巡り